Forest Crew

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2021-06-13
CREW 日 記

いまさらですがログハウスと地球環境のお話し

先日、東京出張時に40年来の友人から言われた事

「SDGS流行ってるけど、Forest Crew としてもう一度環境についてログハウスの良さを訴えたらどう!?」友人

「いまさらかな〜」僕

「そうだけど、普通の人達は意外に知らないよ!ログハウスの地球環境貢献」友人

「なるほど・・・」僕

 

と言うわけで少し考えてみました。原点を!

昔から ISO・・・ ECO・・・ SDG・・・ 様々な標語を掲げ各企業は環境への取り組みをアピールして商品や企業イメージを高めようとしてきました。起業前の当時の僕も『eco検定=環境社会検定 ※』を学び取得。環境社会検定試験を通じて確信しログハウスビジネスを決意しました。同時に当社のロゴマーク下に掲げる企業理念「Think Globally、 Act Locally」もここからヒントを得ました。

※ 環境社会検定は、東京商工会議所が主催している環境に関する検定試験であり、正式名称は環境社会検定試験。通称eco検定。2006年10月15日に第1回試験が実施された。

 

 

2007年公開した 当時のホームページ制作の原文を添付します。

 

 

Forest Crewの考えるECO環境とは                2007/03

環境と経済、製品の環境負荷LCA=ライフサイクルアセスメント

環境と経済の両立には、「不要なものは買わない」「使う量は少なく」「長く使う」ことなどが挙げられます。そうすれば消費量は減少し生産も減り、環境へのインパクトは少なくなっていきます。

一般的な住宅の構成部品点数は約3万点と言われております。基礎、設備、電気、屋根などログハウスと比較して共通部分を考慮しても、部品点数で見ると圧倒的にログハウスの方が少なく、しかもその構成部材のほとんどが天然木材です。

またログハウス発祥の地とされる北欧や、北米に伝わったログハウスの中には築200年~300年の物も現存しております。日本においても正倉院などは1300年、古民家など松や杉丸太などを使用した建物は200年~300年も受け継がれてきております。

洋の東西を問わず「使うものは少なく」「長く使う」という文化は共通しており住環境においてもそこがポイントとなります。

 

製品の環境負荷 LCA=ライフサイクルアセスメント

製品の環境負荷は、製品の原材の採取から製品が破棄されるまでの一連の過程(製品ライフサイクル)で発生します。

例として「本」のライフサイクルを挙げてみました。

森林伐採and再生資源→製紙工場(建設時のCO2も考慮)→印刷→製本→輸送→販売→使用→破棄(燃焼・投機)orリサイクル

一連の過程で使用する化石燃料もトータル算出して温暖化原因の一つとされているCO2が環境への影響をどれだけ与えているかを評価する手法がLCAといいます。

 

真の省エネとは

気密住宅+オール電化=省エネ住宅?

動力(電力や化石燃料)を使用しなくても過ごせる事が可能なら、これこそが究極の省エネ住宅と言えるのではないでしょうか?

NGO環境団体「気候ネットワーク」の調べによると、東京電力管内における一世帯当たりの年間消費電力量を算出し、発電により排出されるCO2を独自に算出した結果「オール電化住宅」と一般住宅で比較すると、一般住宅より69%もCO2を排出されている計算になっており、関西電力管内においても29%増のデーター結果が出ております。

家庭内の目につくところでは「エコライフ」ですが、風上の部分では結果的にCO2が増ているのです。

先に述べた「LCA」評価判断では、発電施設建設と燃料採取などトータル的な温暖化原因を追求すると「石油・石炭」などの化石燃料による発電がもっとも影響力が強く、地球にやさしいのは、やはり「風力・太陽光」となります。しかし効率面では実用化が少ないのも現状です。皮肉なことに「原子力」も下位に位置しております。

 

  • LCAとは・・・
ライフサイクルアセスメント(Life cycle assessment)のことで、直訳すると、(製品やサービスなどの)一生の評価ということになります。ここで、製品の一生とは、製品自身の製造段階だけではなく、製品を構成する原材料の採掘段階、製品を構成する部品・材料の製造段階や、製品の出荷から使用者に届けられるまでの流通段階、使用者による製品の使用とそれに伴う修理・メンテナンスを含む使用段階、使用者の手を離れた製品が再使用・リサイクル・廃棄される処分段階の全てです。

 

マイホーム=Log home

私が子供の頃は、まだ学校は木造校舎でダルマストーブも記憶に有ります。寒かったし床は節が抜けている所も有りました。校舎には味わいと歴史を感じておりました。小学生時代の記憶の中で山里や田畑で虫や魚を追い求めていたことを懐かしく想い、私の3人の息子達にも遊びを通じて、親父としてその喜びを伝えてやろうとしましたが、この数十年の環境変化に改めて危機感を覚えております。

現代の子供達が30年~40年後、親となった時代はどうなるのか?今身近に出来る事は?

私自身Logに住んで5年となりますが、本当に良かったと心から思えます。一般的なマニュアルトークではなく、冬は薪ストーブに火を入れなくても室温16℃以下になったことは無く(外気温2℃時)、梅雨時期には締め切った玄関を開けると中のほうがヒンヤリト涼しい。5年経った今でも訪れる人は、口々に「いい木の香りがしますね」と言っていただける。私もかなりタバコを吸うほうですが、それでも木の香りがするというにはビックリです。住人は慣れてしまい、木の香りには鈍感となります。子供達も友人から「おまえの木の家に遊びに行きたい」と言われて、一般住宅との違いに気づきだしたようです。

このようなログハウス系住宅が増えることにより地球温暖化対策にも貢献できると確信しております。

 

開放空間系の住宅から密閉空間系の住宅へ

日本人の建築観と風土では、比較的温暖な地域の日本の伝統的な家は、雨を防ぐことを除くと、外とのつながりが密接な自然と調和した、開かれた構造の家が多く見らました。

(土間、縁側、明障子や襖を開放しての大広間など)

しかし現代の日本の住環境変化として、住宅内部の空間を外から閉ざされた、人工的な環境が好まれるようになり、四季を感じながら生活することや、外と内をつなぐ縁側のような空間(ログではデッキ)が忘れられていました。ところが建物の気密化が進むとそれまで気づかなかった様々な問題が浮かび上がってくることとなったのです。

アトピー性皮膚炎 1996年1.5%→2006年3.8%

ぜんそく     1996年1.0%→2006年2.4% (いずれも幼稚園 文部科学省調べ)

現在の日本では、生まれた時からエアコンによって管理された住環境で育つ子供も多くなってきております。(ログでは調湿作用、無垢の温もり、フィトンチッド等の天然効果あり)

 

Log Homeから得られる メリット/Log Life とは

大地震に備えて命を守るシェルター

家族の健康を守る住環境

一生に一度、又は第二の人生への資産有効活用

手を掛け愛着を持つ喜び

子供や友人とメンテナンスを行う時間の共有

や憧れの達成感

自然と築かれる家族・友人とのコミュニケーションステージ

道具として使い込む遊び心

薪ストーブとのマッチングで、炎・料理・ワインを楽しむ演出

経年美化を楽しむ歴史

木・緑・地球を大切に想える自宅学習場。・・・・・・それがLog Lifeです。

 

Log Home=優良環境住宅 永く住めるLOGは、環境に優しい。

建替え年数「ヨーロッパ70年」「アメリカ60年」「日本30年」

当社の北欧ログハウス

愛着を持って永く受け継いでほしい。そうすれば100年住宅が可能です。

 

LOGは、環境負荷LCAに優しい。

ログハウスでは、圧倒的に部品点数が少ないことから各工程が簡素化されます。工業製品が少ないのも優れた所です。役目を終えた時にもオールドログとして移築再生可能なのと、破棄するにしても自然界で有機分解可能な天然素材がほとんどです。

 

安全で楽しく住めるLOGは、人に優しい。

開放的な間取りにしても地震に強い。吹き抜け・ロフト・グルニエなど「家族のコミュニケーションを深める」遊び心がいっぱい。

四季を感じ外部とのつながりを持てるウッドデッキやベランダを再活用する。

木材の持つ天然効果「調湿作用」「断熱効果」「フィトンチット」「ゆらぎ1/f効果」「温もり」

エアコンに頼らない静かな生活

幼児の現代病「ぜんそく」「アトピー」の完治事例多数

薬や治療に頼らなくても住環境を変えるだけでLOGライフは、健康と安全が得られる。

 

 

 

eco検定では他にも

『地球カレンダー』

を知る事で自身の中でより一層 地球環境について関心を持ちました。その為にもログハウス事業を永続的に四国で頑張ります。

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