CLTとLOGのハイブリット化計画 愛媛CLT工場視察 北欧スタイルCLT商品化計画
ロシアがウクライナに侵攻開始したのが2月24日。その10日前だった
愛媛県内に新しく完成したCLT生産工場を視察したのは。。。
僕の座右の銘
『最上を望み 常に最悪に備えた計画を立てるべし』
『想定外の事が起きた時こそ冒険の始まりだ』
準備はすでに12年前から
オーストリア大使館からお誘いがあって新構造躯体のCLT講習会に参加しました。ビジネスチャンスを感じて具体化に挑むも当時の国内では『建築基準法』の壁!数年後に「日本CLT協会」が発足して2014年本会員として加盟。接合部のワーキンググループとして標準化制定に参加。。。
今まで温めてきた構想が実現しそう! とうとう実現するべき時が来たか。。。!
7年前に訪れた岡山のM工場よりも品質が高く綺麗! 特に桧CLT と杉&桧のハイブリットCLTは、我々LOG屋さんから見てもいい!
左奥のCLTは杉 右手前のCLTは桧 地肌の美しさは「フィンランドパイン」に似ています。
2016年 フィンランドでのCLT住宅 独自視察の様子。
ヘルシンキから車で30分の湖畔に建つ平家CLT別荘。内部は美しいフィンランドパインの地肌を露出させたCLT
この当時からEUやカナダでは自由な発想で面白いデザインが・・・
かたや日本では大手メーカー、生産効率、歩留まり、JIS&JAS、…etc…
補助金・利権・政治も悪影響し窮屈な『基準法』に縛られてしまいました。
下記はエストニア空港内にディスプレーされていたCLT構想の建築デザイン
上 ヨーロッパやカナダで施行されるCLTの室内
下 日本の実例 ご覧の通り接合金物だらけのCLT 室内仕上げは壁・天井共に石膏ボード&壁紙で隠すため木の存在感はまるで無くなります。
僕ならLOGハウスのように美しい木の地肌を見せて・・・