フィンランドの友人から届いたメール ウッドショック 隣国ロシア NATO ウクライナ
フィンランドの中西部に在住の友人からの貴重なフィンランド事情
村上様
いつもお世話になっております。
ご検討の状況についてメールをいただきまして、誠にありがとうございます。
ロシアとウクライナの状況により、遠い日本におられるお客様がかなり不安なお気持ちになったのは、十分理解しております。こちらも未だに実感できないぐらい、身近にこのようなことが起きるとは考えもしませんでした。こちらこそ、キット価格の高騰に関しまして何もできず大変申し訳ございませんでした。今後状況が落ち着いてお気持ちはもし変わりましたら、いつでもお気軽にご相談してください。
またフィンランドはNATOに加盟するか今だけではなく、昔からずっと議論していました。今回の戦争で、NATOに加盟するかどうかの議論が再び国内で炎上して、世論調査では国民が50%以上賛成するようです。ただ、政府レベルはいずれ中立な立場が持ちながら、アメリカへ訪問しりロシア政府と対談したり、ロシアやNATOにどちらにも寄らないような政治を取っていると感じています。地理的にロシアにとってフィンランドを狙うより、バルト海側を狙うのは西ヨーロッパを威嚇する効果があると理解しております。
最近メディアで色々なニュースや情報が氾濫して、それをみた人々も不安になってきています。フィンランドはヨウ素錠、防弾服など売り切れたニュースをみましたが、大勢な人が不安でありながらもやはり普通に生活しなければいけないのです。最近ヘルシンキはデモがありましたが、その他の町はヘルシンキより落ち着いている感じです。先週は北部のスキー休暇でして、ロシア側に近いスキー場は通常通り営業して、去年より観光客が多く来ているとニュースでみました。
違和感がある日常ですが、ウクライナのニュースを見る度に悲しくなります。村上様のご友人の家族、他のウクライナの人々は速く安全なところへ避難できればいいですね。
平和を願っております。
3月14日NHK国際ニュースでは…