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2009-02-23
CREW 日 記

家庭内でのネットワーク構築術

ブロードバンドの普及率も高まり、ADSLや光ファイバーを導入しているご家庭も多いことと思います。それに伴って企業やSOHOではもちろんのことながら、一般家庭内でもパソコンのネットワーク化が進んでいます。
最近では、寝室や書斎だけでなく、各居室にLAN配線を希望されるお客様も多くなってきています。
また、リビングのTVにパソコンを接続して、デジカメの写真をみたり、動画をみたり、プリンタを共有したり、パーソナルな使用方法だけでなく家族みんなで楽しんで使用される方も増えてきています。
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ログハウスの場合、設計段階で電気図面を作成してLAN配管を行なっています。
ログの組み上げ段階で壁の中に配線を通していきます。
そのため、コンセントやTV配線等も同じですが、あとから追加することは非常に困難です。
LAN配線を忘れた部屋や配線する以外の方法でインターネットや家庭内LANに接続するための方法をご紹介したいと思います。
1. 無線LANを使用する
ご存知の方も多いと思いますが、無線LANはその名のとおり、無線でデータのやり取りが可能です。電波が届くところであればインターネットやメールなどを楽しむことができます。
最近の無線LAN機器は性能も高まりつつあり、距離の離れたところでも電波が届く設計になってきています。
環境にもよりますが、木造2階建てであれば概ね問題なく接続はできるようです。
ログハウスの場合、吹き抜けがほとんどの場合ありますので無線LANは比較的有効ですね。
また、最近はノートパソコンだけでなく、ソフトバンクのiPhoneやゲーム機(Wii、任天堂DS、PS3、PSPなどなど)も無線LANでインターネットに接続して楽しむことができるようになってきています。とっても便利な時代ですね。
非常に便利な無線LANですが、セキュリティには十分配慮する必要があります。
例えば、となりの家の方が自分のパソコンにアクセスされたりする危険性あります。
セキュリティは様々な方法がありますが、無線LANの危険性をしっかり認識し、適切なセキュリティ対策を確実に講じることで、その危険性はかなり軽減されます。

2. PLCを使用する

2006年10月から解禁されたPLC(高速電力線通信)。
家庭内の電気配線を使用して(コンセントを通じて)LANを構築できます。
PLCの機器があれば特別な工事は不要です。
無線LANの電波が届きにくい場所や構造の場合には優れものですね。
ただ、一部の家電(充電器やACアダプターなど)に電気ノイズの影響を受け速度が低下することもあります。また、階が違うとなると配電板(ブレーカー)を経由している可能性があります。
このような配電盤をまたぐ経路では通信が遅くなったり最悪通信できない場合もあるようです。
どちらにしても、設計段階で家庭内LANの計画もしっかりと立てておく必要があります。
LAN配線を各居室に設けるのもよし、リビングに無線LANを設置してゲームやノートパソコンを使用するのも良いですね。
完成後の暮らしを想像しながら計画を立てるのはとても楽しいですよね。
家庭内LANの活用方法は様々で用途によって多岐に渡ります。
お客様のライフスタイルや趣味などに合わせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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