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2009-08-20
CREW 趣味 & D I Y

夏休みの過ごし方。奈良旅行(東大寺と法隆寺見学)1300年前の校倉創りと現代のログハウス

子供達の夏休みもお盆を過ぎて、いよいよ終盤。
子供の部活や私達の仕事の関係で、家族そろって休みが合うのが12日、13日、14日。
3日間で、奈良と淡路島へ行ってきました。
二男が、社会科の授業で「大仏さん」や「法隆寺」に興味を持ったのがきっかけ。
私も「東大寺」や「正倉院」は未だに観た事が無かったので、行き先決定!
東大寺の南門
その大きさにビックリ!更にその奥が巨大な「大仏殿」
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仁王様。私的には「法隆寺」の仁王さんの方が好きかな!?
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巨大な「ポスト&ビーム」
木造建築の”経年美化”は観ていて美しい!柱などには「接ぎ木」した補修の跡が伺えます。これもやはり木造建築の特権なのです。
白く見える壁は当初”漆喰”かと思っておりましたが、実物を観て木の板を白く塗装していると解りました。教科書の写真等では気付かない部分ですね!
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材質は「杉」ですが、木目の込み方が現在の国産杉とは比べ物にならないくらい緻密。
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マシンカットログハウス(フィンランドログ)と全く同じ構造!
遠目に見て三角形に観えますが、実際は6角形。
外部は三角で、内部はフラットなログ壁です。また平屋ですが、内部構造は2階建て(ロフト?)となります。
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念願の「日本最古のログハウス」を拝見できて感動!
地震や風雪に耐えて、当時の宝物をしっかりと守って来た「あぜくら創り」=丸太組工法
子供達は、歩き疲れております。とにかく「奈良公園」は広い。
この後「国立博物館」で国宝を拝みました。
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こちらは、今年11月からスタートします、平屋ログハウスの立面図です。
「正倉院」ではありません!シンプルでカッコ良いのは共通しております。
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所変わって「法隆寺」
五重の塔と本堂。いにしえより木造建築は「軒」が深い!現在の一般的な「木造」と言われている住宅は、30cm~60cm有れば良い方では!?
敷地の有効利用の兼ね合いも関係してきますが、それにしても…
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法隆寺本堂内の一枚扉。幅1.8m高さ3mくらいは有りました。表面には、槍がんなで削った跡が残っていますね。
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翌日には「淡路島」
これが有名な「鳴門の渦潮」私達の乗った船は漁船並でしたので、海面が近い!
徳島側から出ている、遊覧船は大型船が多く(定員も多いが料金も高い)海面との距離が2~3mぐらい有る様でした。淡路側からの遊覧船をお勧めします。
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クリックして拡大すれば解りますが、この日の太平洋側と瀬戸内側の海面段差1mだそうです。
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やはり「本物」を観ると感動しますね。
写真や映像では伝わらない所や新発見がイッパイ!
我々が建築している「ログハウス」も同様です。
是非、実物をご覧頂ければ、そして五感で感じて頂ければ幸いです。

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