ForestCrewログハウス建築現場 東温市(ログの組み上げ風景、耐震性、壁補強)
先日は雨の影響も受けましたが、本日は朝から晴天!
フィンランドからやって来た”北欧パイン”の良い香りが
建築現場周辺に漂い、初めて訪れる人々を驚かせております。
現在4段目のログ材組み上げ。15段まで続きます!
内部の間仕切り壁にも2列のログ壁が有りますが、お解りですか?
この様な”ログ壁”が多い程、地震にも強くなるのです。
しかし最近のログプランはコストを押さえた
「ロの字、井の字」プランばかりを他メーカーは多く採用しているのが現状。
それもログハウスですが、いかがな物か?お客様にしっかりと説明されているのか?
と思う今日この頃です。
こちらの写真は、各壁ごとに必要な補強の為のパイプとダボ栓の位置を示したテープ。
仕込み忘れを防ぐ工夫です。
キット発注前に入念な電気図面(照明、コンセント、ブラケット等)を決めて
それを現場で更にチェック!
電気配線専用の穴のフィンランドで穴開けしてきます。仕上がれば配線は中なので見えません。
電気屋さんも一段一段、配線を通しながらの作業となるのですが、通常の在来工法なら1日で終える仕事です。
”ノッチ”と言われるログの交差部。各所の穴は電気線、木ダボ、補強パイプ、通しボルト。
それぞれに適切な仕事を正確に行います。その為のテープで印!
”カケヤ”で壁をどついておりますが、ご安心を!木ダボを打ち込んでいる作業風景。
普通の家の壁を”カケヤ”で叩くとどうなります!?柱や梁なら問題ないでしょうが…
言い換えれば、ログハウスの構造部(壁)は全て柱と同じなのです。横積みしている以外は…
解りやすく説明すると、こんな感じですね!「丸太組工法」とは。
ですから同規模で5軒分以上の構造材量なのです。
今日は、2組のお客様が現場へ来られて「ログハウス構造見学」
似た様な境遇の別々のご家族2組なのですが
お子様連れのご夫婦は
ご両親が
「ログハウスを建てる!?」
「そんなの、家としてどうなの??」と反対
でもご夫婦としては、今まで色んな住宅を見て来ての結果
「建てるのだったら”ログハウス”しかない!」とご夫婦の意見は一致。
片やご年配のご夫婦は
「息子達がログハウスを建てると言うので見に来たが、これで納得しました!」
「この組み方なら地震にも強いでしょうね!ブルで押しても倒れんわ!」
「職人さんも手間がかかる仕事。木材も予想以上に立派!4寸角の柱が何本取れることやら」
「いや~驚きました。」
「手間も木材もかかる家。コストもそれなりに掛かる。立派な物ですね!」
横で聞いていた、お子様連れのご夫婦は
「うちの両親もここえつれて来れば、考えが変わるかな?」
「反対されても、私達のこだわりは変わりませんけどネ!」と
心強いご意見。ありがとうございます!
基礎やヒノキ土台などにも関心頂いて、しばし組み上げ風景に見とれるお客様。
一般的に”タテマエ”と言われる行程ですが、時間を忘れて見とれてしまうのは、ログハウスの建築現場の特徴です。
明日は、10時から地元テレビ局の撮影です。
住宅番組にForest Crewのログハウスが12月、1月、2月、3月と放送予定。お楽しみに!
現場見学をご希望の方は、お電話かメールでお気軽にお問合せください。
お問合せメールはこちら→info@forestcrew.com
TEL.089-989-0607