フィンランド旅行記2010~フォレストクルーの魅力~(愛媛県 北欧住宅 ログハウス)
昨年社長がお客様の様々なニーズに応えるべく、新しいビジネスパートナーの開拓の為にフィンランドに足を運んで1年。
(2009年3月ブログ参照)
その間も建築業界は不況の真っただ中。
その不況の時代にあえて広告宣伝費に使うのではなく、クルースタッフのスキルアップにお金を投資してくれた社長に感謝です
やはり“本物”を見るのは大違い・・・。
これまでの何回かにわたって旅行記をお届けしましたが、今回のフィンランド研修の目的は
1.新しいビジネスパートナー視察
(ログ加工工場見学・木製サッシの工場見学&日本仕様のカスタマイズ依頼・シルバーパインのルート開拓)
2.北欧デザインに触れる
(街づくり・家具・照明・カラーリング)
3.フィンランド文化に触れる
(気候・スモークサウナ・食生活・フィンランド人の人柄)
4.スタッフ全員が真の言葉で伝えられる企業へ
今回の研修を通じて、スタッフ全員が同じ空気に触れ、ログハウスのプロとしてお客様に実体験を伝えることが出来る企業になりました。
皆おもてなしの精神がすごい。本当にシャイな方が多いですが、優しい人ばかり。
日本人と気質が似ています。
一つ違うのは、必ずレディーファースト・・・。
レストラン等で何度も男性が扉を開ける光景を見ました。
ロバニエミ空港にあったゴミ箱。
左から電池・金属・ガラス・プラスチック・一般のごみ・紙
なんと9ヶ国語で記載。(日本語もありました)
以前私もBSの番組で見たことがありますが、子供の頃から環境教育に取り組んでいてリサイクルの意識が高い。
もちろん“木”という資源においても伐採規制があるほどフィンランド人の感覚の中に刷り込まれています。
実際に街を歩いてみてもゴミのポイ捨てはほとんど見られませんでした。
実際に体感した-14度というフィンランドの風土の中で、より豊かに暮らす工夫が美しいデザインに繋がっていると感じました
ヘルシンキを歩いても街並みに統一感があり、美しい。
フィンランド市民全員が都市景観や美しい街づくりへの意識が高いのでしょう。
小さな会社ではありますが、このような経験が出来たことに心から幸せを感じます。
企業としての魅力に繋がることはもちろんのこと個人としての人間的な魅力にも繋がることは間違いありません。
実際に帰国後ある同年代のお客様からも“好きな事を仕事に出来て、しかも海外研修にまでいけて本当にうらやましい”とも言っていただきました。
自分達が思っている以上に周りの方は魅力を感じてくれているんですね。
そして何より豊かな空間(土地の環境・ログハウスに住まうこと)が人の心を豊かにすることが理解できました。
3人の子供を持つ父親として、子供達に伝えられることがフィンランド文化には詰まっています。