北欧のあかりの選び方 ~北欧ログハウス~
北欧で暮らす人々のライススタイルの風景で「あかり」=照明というのは
非常に重要な役割を持っています。
季節にもよりますが、日照時間が短く夜が長い北欧では家の中で過ごす時間を
とても大切にしています。だからこそ「あかり」に対するこだわりがあり、
名作といわれるロングライフデザインが多々生まれています。
代表的なモノにランタサルミログハウスでも度々登場する、
louis poulsen(ルイスポールセン)
ポール・ヘニングセンやアーネ・ヤコブセンがデザインした照明が有名です。
左:PH5-4 1/2(ポール・ヘニングセン)
右:オービターウォール(イェンス・ミュラー・イェンセン)
たとえば、ポール・ヘニングセンがデザインした照明は日本に比べて
照明が人の目と近い位置におかれることが多い北欧ですが、眩しい事が
ないようにグレアカットのデザインが考えられています。
機能性と見た目の美しさから生まれた”機能美”が北欧照明にはみられます。
ルイスポールセン社は、テーブルから照明に高さに『60cm』という明確な数字を
打ち出している。
LE KLINT(レクリント)
1枚の特殊プラスティックペーパーを手で折りあげる、ハンドクラフトならでは
美しいフォルム。北欧デザインの代表作。
比較的安価なので、部屋のアクセントとしてオススメ。
172(レクリント)
北欧では、必ずしも部屋全体を明るく照らす必要はないという考え方があります。
天井の中央に照明はなくても、いつも座るソファのコーナーなどにあかりを配置。
”あかりを愉しむ”為に照明を配置するというスタイルですね。
2月にフィンランドに行った際にも、公共施設やホテルなどの
照明の使い方、愉しみ方を感じてきました。
左:ヘルシンキ中央駅
右:Helkaホテル/artek(アルテック)「GOLDEN BELL」
北欧ログハウスの木の壁がオレンジ色の光をやわらかく映し出してくれる。
そんな”あかり”の愉しみ方をされてみてはいかがでしょう。
お気に入りの場所、家族団らんの場所、
それぞれの場所でライフスタイルに応じて・・・・
北欧照明は通常の照明に比べて高価なため、全体に配置することは中々・・・
という場合でもポイントになる場所に機能性とデザイン性を併せ持った照明を配置されてみてはいかがでしょう。
玄関ポーチ、ダイニング、リビング、またはお気に入りの場所など。
照明やインテリアが、価値あるログハウスにプラスアルファの満足感と価値観を
プラスしてくれる事でしょう。
a-shimizu