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2010-06-05
ログハウス 建 築 日 記

海の見えるランタサルミログハウス 工事着工しました。 ~愛媛県松山市~

先日地鎮祭を無事に終えたO様邸のランタサルミログハウスが着工いたしました。
今回は地盤調査を行った結果、地盤が弱いとの報告を受け、地盤改良工事からスタートです。
中身のぎっしりと詰まったログ壁で組上げられるログハウスは一般的な住宅に比べ、3~5倍程度の木材を使用。
そのため、ログハウスは重量も通常より重く、地盤の強度は非常に大切です。
地盤改良の工事方法も様々ですが、今回は柱状改良という地盤のしっかりとした層まで、地中に建物を支える柱を作っていく工事です。
杭芯出し完了� 掘削状況
墨出しを行い、ポイント毎にボーリング(掘削)し、軟弱土を掘り出します。
掘削径 IMG_0185.jpg
掘削された穴に、砕石を入れドリルで転圧を行いながら、しっかりと締め固めていきます。
一般的な柱状改良はコンクリートと土を混ぜながら、柱状杭を作りますが、今回は砕石の柱状杭を採用。
自然の石を使用するため、将来的にも産業廃棄物とならず、環境にもやさしい改良工事の方法ということでお客様にご提案し採用しました。
IMG_0168.jpg
改良の終わったポイント。砕石杭がしっかりとログハウスを支えてくれます。
使用済み炭7袋
また、今回は地中に活性炭も投入。
難しいことはわかりませんが、地中からマイナスイオンが発生し、調湿効果、消臭効果、アトピー・アレルギー症状の緩和があると言われています。
家族の健康にやさしいログハウスと合わせて、更に快適になりそうです。
平板載荷試験(原地盤)�
最後に、支持力試験を行い、改良工事の完了。
どのような建物にもいえることですが、安心で快適な家づくりのためには、地味な工事の地盤改良や基礎工事がとても重要です。
来週からは、ベタ基礎工事に入っていきます。

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