『木のプロフェッショナルの集団』 愛媛木青協に入会
薪ストーブでいつもお世話になっている”サンシン暖炉”の大成社長から、愛媛で”木育”をキーワードに地域社会に貢献をしている団体があると紹介を受け、愛媛木青協(愛媛木材青年協議会)に昨年よりオブザーバーとして参加しておりました。
基本的に住宅業者(工務店など)の入会を認められていなかったようですが、フォレストクルーの地球環境に対する理念や木の家、ログハウスに対するこだわりや熱意を感じていただき、愛媛では初の住宅建築業者として今年から正式入会となりました。
営利目的ではなく、会員同士の知識向上や情報共有、そして木を通しての地域貢献が目的の元で、月に一度、例会を開いております。
会員同士で、自分の専門分野について講義を行う愛媛木材塾。
毎年夏休みには、『児童木工広場』を開催。
今年はえひめこどもの城にて開催し、多くの子供たちが集まりました。
木のぬくもりや楽しさを体感していただき、木工を通じて木育のすばらしさや親子のふれあう機会を設けております。
また、『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド社)という絵本をご存知でしょうか。
愛媛木青協独自の活動ですが、”どうぞ”というゆずりあいの気持ちを持って欲しいという想いで、絵本に出てくるイスを実際につくり、絵本と木のイスと『材木屋のおじさん、どうぞのイスを配る』という自前DVDなどをセットにして、無償で保育園や幼稚園、小学校に贈呈させていただいています。
現在、会員数が24名。
木材商社から、国内木材製材所、小売問屋、チップ工場、プレカット会社、銘木専門店、造林会社、かまぼこ板製造工場などなど多種多様な木材集団。まさに木のプロフェッショナルの集まりです。
バラエティに富んだ知識得ることができ、また業界の方々とのネットワークが広まります。
自己啓発の一つでもありながらも、木に携わる方々との話は毎回熱く、非常に有意義な会で、楽しみの一つでもあります。
今回、全国の会員誌に愛媛木青協が紹介されました。
活動の内容や経緯などが掲載されております。
多くの方に木の良さやぬくもりを伝えるためにも“木育活動”に励んでいきたいと思っております。
Wrote by A.Ikegawa