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2010-11-11
CREW 日 記

ストーブライフを楽しむ! ~薪ストーブ・煙突掃除編~

先日ブログで宣言しておりましたとおり、昨日の休みは薪ストーブ煙突の掃除。
自宅の薪ストーブは北欧ノルウェーのヨツール製”F3”
約8年の付き合いになりますが、毎回D.I.Yでメンテナンス。この時期の恒例行事です。
寒い冬でも、家族が心地良く過ごせるのも、この薪ストーブのおかげ。
年に1度、感謝と愛情も込めて行います。
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この薪ストーブは、新築して1年後に後付けしたものです。
写真をご覧いただけば分かるとおり、煙突は曲がって斜めに伸び、煙道も長い!
薪ストーブは、極力真っ直ぐ上に煙突を伸ばすことをお勧めいたします!その理由は、のちほど。
新築設計段階で、ストーブの配置と煙突計画を検討しておくことが重要です。
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まずは、煙突を解体。
今回は、クルーの助っ人がいなかったため、妻に手伝ってもらいながら慎重に・・・。
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解体後、まずは屋根へと真っ直ぐに伸びる二重煙突をブラッシング。
落ちてくる煤が入るごみ袋に小さな穴をあけ、ブラシを通してから、煙突にテープやひもで固定します。
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約5m程煙道ですが、真っ直ぐの煙道の部分の煤はこれだけ。
二重煙突ということもあり、大した量ではありません。
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こちらは、斜めに取り付けされている部分の煙突。
お勧めできない理由は写真をみれば一目瞭然ですね。
かなりの煤が溜まっているのが分かります。
このように、横に伸びる煙突は煤が溜まりやすく、詰まりやすいのです。
また、当然ですが煙突の長さによって金額も変わってきます。
意外にも、ストーブ本体よりも、煙突代の方が高い場合がほとんど。薪ストーブは煙突が高いんです!
コスト面からも真っ直ぐストレートの方がお勧めなのです。
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バケツに流し込める程、溜まってます・・・。
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このあと、ダンボールなどの上で、煙突にキズつかないようにして、一本ずつブラッシングを行います。
妻と2人だけなので作業中の写真がありませんが、このようにきれいになります。
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これが今年の煤、一年分です。先ほどの真っ直ぐの煙突部分の煤と比べると桁違いの量です。
必要に応じて、耐熱スプレーで煙突の塗装補修などを行い、煙突を組み立て・取り付け。
こちらも慎重に。妻と2人でもヤル気になれば何とかなるもんです(笑)
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ストーブ本体のお手入れももちろん行います。
ストーブの天板を外してみると・・・結構溜まっております。こちらは、歯ブラシを使いながら掃除機(業務用)で吸い取りました。
家庭用掃除機はすぐ詰まりますので使用しません。
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見違えるほどキレイになりました!(ピンボケですみません)
この後、クリーナーでガラスもきれい拭き上げ、ストーブ全体をに雑巾で乾拭き。
時間にして2時間程度でした。
まっすぐの煙突であれば、半分の時間でできるのではないでしょうか。
最初は、敷居が高いかもしれませんが、やってみれば意外に簡単です。
道具も、煙突専用のブラシ、脚立、養生用のダンボールやブルーシート程度。
煙突ブラシはストーブ仲間で共同購入すれば、安くゲットできますし、お手伝いし合えますね。
何でもそうですが、手を入れれば愛着が沸き大切にするものです。
自動巻きの時計や旧車、バイク、カメラなどなど、手が掛かる物ほど味わい深く、長く使えます。
薪ストーブやログハウスも手がかかりますが、それ以上のものを私たちに与えてくれています。
家族みんなで掃除やメンテナンスを行えば、思い出にもなり、コミュニケーションも深まります。
そう考えれば、メンテナンスもストーブライフやログライフの楽しみの一つですね。

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