祝!北欧住宅が上棟しました!愛媛県東温市
先日、めでたく東温市の北欧住宅が上棟致しました。
冬場は天気の悪い日も多く前日まで雨もあがり、棟上日和の良い天気となりました。
棟梁を始め、段取りよく組み上げていきます。午前中には無事棟木があがりました。
S様、上棟誠におめでとうございます!
ForestCrewのご提案する北欧住宅は、在来工法でも一般的な住宅とは構造面から違います。
北欧では、2×4工法が主流ですが、湿気の少ない国だからこそ成り立つ工法だと私達は考えます。
輸入した物・工法をそのまま使うのではなく、日本風土に合わせて手を加える。
北欧ログハウス専門会社として創業時からこだわり続けたノウハウがこの北欧住宅でも活きています。
最近は、コストと生産量を増やすためから機械で”強制乾燥”させるやり方が主流ですが、
土台や柱、梁などは、天然自然乾燥”の木材を選択。
風通しを考え、桟木を1段1段挟みながら木を積み上げ、天日にて何日も乾燥させます。
含水率は、18%ですがおもしろいのがその内訳。
水分14%・油分4%と油分が多く含まれるのが特徴です。
木の油分が抜けず、粘り(強度)のある良質な木材に仕上がります。
大屋根の背骨となる棟木、母屋、桁はサイズは高さ300mmと大判サイズ。
もちろん、勾配天井の屋根裏部屋に見える化粧材なのです。
大屋根を形取る垂木は180mm超。一般的な住宅の垂木は60mmですから3倍以上の厚み!!
構造上強度を高めて屋根をしっかりと支えると共に、深い軒の出(900mm)を実現できるのも、この垂木だからこそなのです。
また、屋根裏に断熱材を充填しても十分な通気のスペースを確保。
通気層を設けることで、屋根裏部屋の夏場の暑さ緩和や壁体内結露の防止にもつながってきます。
こちらはヒノキ土台。
基礎高GL+500mmのベタ基礎の上に、キソパッキンは、ログハウス同様にForestCrewの標準仕様です。
乾燥による割れや切り溝からの開きを少なくするために四面にスリット(溝)が入っているのがお分かりいただけるでしょうか?
これで材の精度と耐久性も大幅にアップします。
Forest Crewの家づくりの考え方は、ログハウスも在来工法の北欧住宅も同じ。
素材の選定から施工方法、デザイン、耐久性や住み心地を考え、こだわりとポリシーを持って家づくりをしております。
桁落ちした10寸勾配の大屋根は正面に向かって大きく軒が延びます。
住宅団地内に一際映える、存在感のある外観。ご近所の方からも早くも話題の建物となっております。
先月末に発売となった愛媛の家(冬号)でも、当社の北欧住宅が連日アクセストップと大変ご好評をいただいております。
フィンランドログハウスを専門とするForestCrewがご提案する北欧住宅。
ご満足いただけるよう頑張って参ります。
A.Ikegawa&A.Hayakawa