先日、フィンランドの家具メーカーArtek社のサイトを見ていて面白い写真を発見しました。
実は、これ1930年代のArtekヘルシンキショップ。

外に見てとれる石畳もそうですが、圧巻なのが今でも販売されているAaltoデザインの家具の数々。
中央に見えるゼブラ柄のタンクチェアもそのままです。
すごい！

私が2012年の夏に撮ってきた写真。
レイアウトこそ変わりますが、建物もほぼ当時のままではないでしょうか？
この写真を見て、以前から気になる言葉の一つだったArtekのワンワードもこの写真で全て理解出来ました。
～TIMELESS～
高い品質と時代に左右されないデザイン。
本物は時代が代わっても価値が下がらない。
約1世紀の時代を経た重みがあります。
こう語り継がれるようになりたいものですね。
もちろんAaltoの残した家具は、デザインだけでなく、使う人の事を考えた繊細さも持ち合わせています。
作品として考えるなら私達も同じです。
次世代に受け継ぐことが出来る日本風土に合わせた住まい＝ログハウスを提供できるか。
少なからず熱意とこだわりを持って、
販売代理店時代からも全国共通の仕様書以上の施工基準を設けてきました。
もちろん施工費も同様で決められた単価の中で、自分の家を建てるつもりで、ぶれることなく提供し続けてきました。
現在もその姿勢はかわらず。
しかも今は、自分達の目で確かめ納得した品質部材と日本向けの品質のコントロールまで出来るまでに至りました。
結果、最高峰のログハウスメーカー以上の品質と価格設定が可能になったのも事実です。
結局、どのようにして、誰に目を向け続けるか？
なのでしょうね。
限られた時間の中で、より多くの方にクルーの価値を発信出来るように努力して参ります。
自問自答を繰り返す毎日。
楽しみながらこれからも頑張っていきますよ！
A.HAYAKAWA