ログハウス組み上げスタート(愛媛県 松山市 動物病院 北欧平屋フィンランドログハウス)
松山市清住にて建築の愛媛県初となるI様のフィンランドログハウスによる動物病院の建築がスタートしました。
約2ヶ月半となるフィンランド~日本への船旅を無事に終え、先日現地に部材の一部が搬入されました。
初日は、池川氏と一緒に終日検品作業。
各部材の品質にも満足。
こちらは、患者さん(ワンちゃんなど)の入院室用のスライディングドア。
炎が3つに揺らめくのがお分かりでしょうか?
防音性能を高め近隣の方々に考慮した当社オリジナルのトリプルガラス仕様の木製サッシ。
開封されたログ材の数々。
現地にて並べられたその数量にいつも圧倒されますが、全て積み上げられたその姿を楽しみに
これから1週間程度踏ん張ります。
今回は、アプローチ~受付入り口までの導線も考え、住宅仕様のような床組を無くしております。
失礼ながら少しでも良いものをという想いから数々の建築現場へも調査へ伺いました。
熱意の表れとご理解下さい。
もちろん店舗では、予算の関係上取り入れることが少ない断熱に関しては、基礎下・基礎立ち上がりに関しては十分考慮。
そして気密性に関しては、耐候性に優れ発泡基材の復元により基礎と土台の隙間を気密に保ち、木材の乾燥収縮による隙間にも追従し、気密性の劣化を抑制します。
病院独特のレントゲン室等の複雑な電気配線や電気容量/LAN配線に対応してもらうために電気屋さんには打ち合わせ段階から色々と協力をいただきました。
そして、本日はI様ご夫婦自ら心温まる差し入れを持ってご来場下さいました。
奥様曰く先生も2度目となる病院建築を大変喜んでいただいているようです。
院内の各部屋をご案内するなかでそう言っていただきました。
ご期待以上の仕上がりでお渡し出来るように…。
改めてそう決意しました。
1段目から始まり、本日ようやく上段のログ連結部分が見え隠れしました。
あと数日でフィンランドログ全段の組み上げが終了です。
近々完成した美しい構造美をお届け出来ることと思います。
お楽しみに。
Atsushi Hayakawa