店舗建築としての北欧ログハウス(愛媛県 松山市 北欧平屋ログハウス)
カフェですか?
何のお店が出来るのですか?
今回の建築に限らず建築中にこれまでたくさんの方々から質問を受けました。
北欧テイストの美しいカラーリングのコントラスト。
北欧パインの素材感
木製サッシの配置/バランス
深呼吸をしたくなる北欧パインの香り
などなど身近でご覧いただいたお客様は、無意識の内にその美しさや快適さを五感で感じていただいたのだと感じます。
そのままの存在感だけで、自然と人々が集まり、うわさとなる北欧ログハウス。
明日で最終日となる完成イベント前に店舗建築としての北欧ログハウスをご紹介致します。
正面から見るとロー&ワイドな低重心で末広がりの平屋ならではのどっしりとした美しい佇まいを演出。
外観が美しく見えるよう建物全体の高さと正面から見た軒先の水平ラインを通常より40㎝程度低く設計。
178㎝の私が手を伸ばせば届く軒先水平ライン。
基礎の立ち上がり部分には、北欧テイスト溢れる真っ白なブリックタイル。
クライアント様の快適な外部待合スペースに仕上がりました。
待合入り口までの段差は、アスファルトから砂よけと防水を兼ねた5㎝あがりのほぼフルフラット仕様。
お年寄りのクライアント様もおられるとお聞きしておりましたので、出来るだけ段差をなくしました。
間口5,400mmの待合入り口スペースには、2,000mmの深い軒を配置。
雨の日の自転車やバイクでご来場の方の駐車スペースや雨宿りのスペースとして活躍します。
これまでの病院は、廊下幅が狭く、スタッフの方々の行き来がとても困難でした。
通路を1,560mm確保したことで、動線もスムーズでより効率的に。
待合から見えないスペースに薬局と調剤スペースを設けました。
薬のサイズに合わせてマスメに造作。
診察室へのカルテの受け渡しは、薬局横の開口スペースからスムーズに行えます。
フード庫は、これまで医院長の一番の悩みの種でした。
1kg/1.6kg/2kg/3kg/4kg/8kgとサイズに合わせて収納出来るようになりました。
カルテ棚は、スライドする仕切り棚を造作。
50音のクライアント様の人数にあわせて移動可能。
明日がいよいよ最終日。
ご自身の目で是非、ご体感ください。
たくさんの方々のご来場を心よりお待ちしております。
Atsushi Hayakawa