北欧デザインの奥深さ(愛媛香川の北欧住宅ログハウス フォレストクルー)
私の大好きなチェアを二つ並べてみました。
ひとつは、残念ながらポスターです。
フィンランドの老舗メーカー「Artek」
左:ARMCHAIR 400
右:ARMCHAIR 41
ポスターは、パイミオチェアと呼ばれる1932年のアルヴァ・アアルトの作品。
フィンランドのパイミオにある病院建築に合わせて作られたチェア。
結核患者さんの呼吸が楽になるようにデザインされた1品。
まだ座ったことはありませんが、座面と脚(ポスターの黒い部分)がほどよくしなり姿勢が楽になるそう。
一度機会があれば、本場フィンランドで座ってみたい•••。
パイミオサナトリウムに行ってみたい•••。
夢は広がりますね。
チェアだけではなく、照明・扉の取手などなど建築の一貫で作られた過程とアアルトの作品に対する精神に
いつも引き込まれます。
そのしなりの秘密は、アアルトレッグと呼ばれる白樺でつくられた成型合板。
座った方は分かると思いますが、片持ち梁・飛込み台のように片側だけでしか持たせていないのに丈夫で座り心地抜群!
Rになったアームのさわり心地も最高。
量産しながらも強度を確保。
そして、素材感を楽しめるまさにオーガニックデザイン。
何世代にも渡り使われ続けています。
アアルトレッグとは、
5mm程度の間隔で上から20㎝前後で長さを変えながらノコギリで挽いて隙間を作り、クシのようになったら隙間に薄い板と接着材をいれて型に入れ、加圧加工してきれいな曲げ脚を造る世界唯一の製法。
当社の北欧デザインの器には、ベストマッチング。
何年後かに購入を考えるのも楽しみの一つですね。
四国内で、おそらく本物を体感いただけるのは当社だけ。
モデルハウスへ2度・3度足を運んでいただくと新たな発見やご自身のこだわりがみつかるかもしれません。
Atsushi Hayakawa