防災士養成講座を受講後に即実施!(ログハウスで災害時の家具転倒防止対策と点検。)
半日の普通救命実技/講習。
二日間に及ぶ防災士養成講座では災害時初動の対策、避難所開設やボランティア受け入れ態勢のグループ討議。
受講後にA4 5ページのレポート提出、そして試験。
試験に合格する事よりも、学んだ事をそれぞれの地域に持ち帰り継承し、災害時のリーダーとなること!
最も重要なことは自助! 学んだ事を家庭で実施し、家族の生命、財産、を守る事。
災害は歴史や経験から学び、備えることが大切!と改めて危機意識を感じた受験でした。
なずかしながら今まで
「家具の転倒防止策」を怠っていたので、家庭で、会社で、実行!!
まずは冷蔵庫の転倒防止策!
私の自宅では、子供が昔遊んでいた「コマ」のひもでログ壁に固定したのですが
モデルハウスの冷蔵庫は、かっこよくオシャレに!
冷蔵庫の裏面上部には運搬用の取っ手が有りますので、それとログ壁を連結します。
Log壁は、どこでもしっかりビスが効きくので安心便利!
アウトドアショップで購入したカラビナとライン。
ホームセンターで購入したフック。
防災グッズとして「つっかえ棒」や、ひんそな「貼り付け」タイプも販売されていますが、カッコ悪いので
フックをログ壁に固定して、クライミンググッズで冷蔵庫と連結してみました。
これで昼間お客様がキッチンを見学中に地震がおきても冷蔵庫が倒れてくることは無いでしょう!
しかも家財被害も最小限に防げます。
家具の固定ですが
自宅では、やはりLog壁と家具&タンス(幸い全て本物の木製フレーム)を「L型金物」で
直接固定しました。 注!! フェイクの木製風家具はビスが効きません!
家具の上部にビス穴はあきますが、背の高い家具だし…見えない所だし…
壁掛けテレビ
30kgを超えるTVを掛けるためには、頑丈な壁が必要です。手前に四角いLog壁が並んでいますが、この壁の延長がテレビ背面のLog壁へ続いています。構造躯体が見えるのがログハウスの特徴!
後は、TV壁掛けユニットの落下防止専用ボルトを締めること!
ペンダント照明器具(シャンデリア)
14kgを超えるこのペンダントの場合は、特別に天井裏を補強し特殊なボルトで固定。
お客様のログハウスでも、高価で重量のあるペンダント照明器具の施工方法は同じく補強を施します。
しかし一般的なペンダント照明なら、北欧パインの天井材は十分な強度を備えておりますのでご安心ください。
最後に、コピー機!
これが意外と危険です。ストッパーなどの固定を怠るとM7クラスの地震が来た時、コピー機が
フロアーを自由に動き回るので危険です。
当社も早速点検、そして固定!
建築、住宅メーカーとしての「CSR」!! 防災士養成講座で学んだことを今後も生かして参ります。