木製トリプルガラスの効果/光熱費編(愛媛香川の北欧ログハウス)
私なりに考える低炭素住宅の3つのキーワード。
1.地球に優しい→co2の排出量の少ない住まい
2.健康に優しい→結露やヒートショックに無縁な住まい
3.家計に優しい→機械に頼らなくてもランニングコストが軽減出来る住まい
結果、住み心地の良い快適な住まいになることは、間違いありません。
今回は、3つ目の皆様がもっとも気になる木製フレームトリプル窓の性能(熱貫流率)を家計の電気代に換算してみました。
熱貫流率については、過去のブログをご覧下さい。
窓の熱貫流率とは?←過去のブログはこちら
建材試験センターで取得した木製フレームトリプルガラスサッシ&ドアの熱貫流率。
DK(内開き/内倒し)窓においては、熱貫流率0.97W/㎡•Kという世界最高レベルの数値を得ることが出来ました。
家全体の窓の面積を30㎡。
内外の温度差を20℃という冬場のよくある環境で、エアコンを1日に7時間1ヶ月稼働した場合のエネルギー消費量を電気代に換算しております。
表を見ていただければよく分かると思いますが、
アルミフレーム2枚ガラスとの差は、約11,000円/月。
一般的に高性能と言われる木製/樹脂フレーム2枚ガラスと比べても、約2,000円/月。
光熱費は、30年~35年の住宅ローン返済中も返済後もつきまとう第2の家賃といったところでしょうか?
エネルギーの自給自足率の低い日本においては、大切なポイントです。
Atsushi Hayakawa