<北欧の窓>ドレーキップ窓(DK窓)の優れた機能性 トリプルガラス木製窓・ドア
当社が標準採用するドレーキップ窓(DK窓)。
北欧では一般的に採用される窓の一つです。
日本では「引き違い窓」が一般的ですね。
2枚の窓をスライドさせるのは日本の風土に合わせたとても便利な窓です
これは障子などから派生した日本独特の窓のようです。
欧米では引き違い窓は基本的にありません。
その理由は2枚の窓がスライドすることによって気密性が低下し、その隙間を熱と風が通りすいというデメリットによるものです。
一方、ドレーキップ窓はハンドルレバー操作によって内開き、内倒しの2種類の開き方が可能。
また、クローズ時には窓枠に押し付けるように密着し閉じるため、気密性が高いのが特徴です。
そのため、断熱性能が高く、厳しい環境の寒冷地で好んで使用されております。
当社がドレーキップ窓を採用する理由はこれだけではありません。
1.掃除がしやすい
内開きの窓は2階でも容易かつ安全に窓の掃除が可能です。
緯度の高い北欧では、冬場夜の長い日が続きます。
そのため、できるだけ太陽の明かりを取り入れたい、そして明るい間は外の景色を楽しみたいとのことから、窓はいつもきれいに掃除されています。
そのような生活文化から生まれた、家事にも優しい窓なのです。
2.雨の日でも換気できる
多少の雨であれば、雨が室内に吹き込みにくい。
台風時のようによほど風が強い日でなければ、吹き込むことはありません。
外開き窓やトップターン窓のように、窓が雨に濡れる心配が少なく、耐久性の面でも優れております。
3.操作が容易。
ハンドルレバーを横にすると内開き。
レバーを上にすると内倒しに。
お子様やご年配の方でも操作が容易。
木製サッシ工場で展示されていたトップターン窓(中軸回転窓)
大きなトップターン窓も180度回転しますが、窓の開閉が重く、回転させる際に指を詰めそうになり危険で掃除が大変そうでした・・・。
4.換気性能に優れている
内倒しが一般的な通風・換気状態。
上部からは室内上部に溜まる空気を室外に逃がしながら、横からフレッシュな空気を取り込みます。
また、直接的な風を一旦窓が受け止め、やわらかな風を室内へと運んでくれる利点もあります。
もちろん、内開きにすれば室内を素早く換気することが可能です。
5.夜の通風
夜に外開きや引き違い窓を開けて寝るのはちょっと勇気がいるもの。特に1階はそうですね。
ドレーキップ窓を内倒しにしておくと、窓そのものを破壊しない限り侵入できません。
夏場の夜、内倒しの状態で風を取り入れながらお休みになるとのオーナー様の声もお聞きします。
6.網戸を開けずに開閉できる
外開きの木製窓
外開き窓やトップターン窓は網戸を一旦開けなければ、窓を開閉することができませんが、
ドレーキップ窓は網戸が窓の外側にあるため、夏場の虫を気にすることなく開閉ができます。
また、網戸のフレームはスチール製で耐久性と共に国内での網戸張替えも可能。
(スライディングドアも網戸を閉めた状態で開閉が可能)
ドレーキップ窓は、北欧のライフスタイルから生まれ、日本の風土にも合った、非常に断熱性と機能性に優れたサッシなのです。
木製サッシ工場でも様々な種類の窓、ドアに触れてきました。
使い勝手、断熱性・気密性、日本の風土に合っているか?など丁寧に確認をしながら、独自の仕様にカスタマイズを施しながら創り上げた、ForestCrewオリジナルの木製サッシ&ドア。
細部に渡るまで、こだわりと理由があります。
A.Ikegawa