ForestCrew 北欧ログハウスの仕様 ~ベタ基礎編~
当社の基礎は、耐震性の高いログハウスを支える、強固なベタ基礎。
一般的な立ち上がり高さ400mmより更に100mm高い、GL+500mmを標準仕様としております。
その理由は
・面で支えるベタ基礎構造は不同沈下の防止
・シロアリの登攀防止
・土台への雨水跳ねっ返り防止
シロアリ防除として薬剤を散布し土壌処理を行います。
その後、シロアリ薬剤を閉じ込めると共に湿気が上がらないよう、防湿シートで全体を覆い被せます。
ベタ基礎の根幹部分である鉄筋を組み、
鉄筋ピッチ、コンクリートの被り厚等の自主検査&JIOの検査を受け、コンクリートを打設します。
デッキの独立基礎のベース。
コンクリート束石などを使用するところも多いですが、地中内で鉄筋を組み連結させ、独立基礎を設けます。
持ち出しログ&屋根を支えるポストも独立基礎の上に立ちますので、強固な仕様設計としております。
アンカーボルト&ホールダウンボルトも位置と高さを正確に出すため、
立ち上がりのコンクリート打設前にセットし、固定しております。
立ち上がり打設後は、雨養生も行いながら、適正な養生期間を設けます。
ベタ基礎の完成。
基礎と躯体のログとをつなげる、ホールダウンボルトの数も一般的な住宅と比べても一目瞭然ですね。
基礎から出る短いボルトはヒノキ土台を固定し、長いボルトがログと基礎を緊結するホールダウンボルトです。
ホールダウンボルトは一般住宅の10倍以上の本数。
ログハウスは基礎との緊結点数多いため、基礎と一体化された強固な建物となるのです。
地震に強いログハウスのポイントの一つがこのベタ基礎にあります。
A.IKEGAWA