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2015-08-09
CREW 日 記

森と湖の国フィンランド 夏の過ごし方&楽しみ方

連日猛暑日が続いておりますね。
私たちが子供の頃は30℃を超える日はそれほど多くなかったように記憶しておりますが、これも地球温暖化の影響なのでしょう。
さて、子供たちの夏休みも前半が終了しました。
フィンランドでは、大人にも夏休みがあります。
4週間必ずとること、これが国の義務らしいのです。なんとも優雅で羨ましいですね!
夏休みに入ると仕事のことは一旦忘れ、真の休息となり、家族や自分のためにリラックスした時間を過ごします。
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北欧はこの時期、1日中太陽の沈まない『白夜』の季節を迎えます。
夜の9時頃でもお昼のように明るいのです。
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街角では、路上でバイオリンを奏でる人、通りのベンチで熱心に本を読む人、ゆったりとした時間を過ごす人・・・。
太陽の光を体いっぱいに浴びている姿が見られます。
フィンランドの夏休みは長いからと言っても、特別なことは何もしません。
一般的にはサマーコテージで夏休みを過ごすことが多いようです。
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フィンランドはコテージ所有率がとても高く、コテージは湖や川沿いに建てられています。
そして、最近のコテージは普通の家と変わらないものが多く、電気・水道・インターネットなど、もちろんサウナも整備されています。
ですが、周りには豊かな自然が広がり、雑音のない静かな環境の中で、ゆっくりとした時間を家族や親戚、友人達と楽しく過ごします。
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青空キッチンで魚を焼いたり、スモークしたり、マッカラと呼ばれる焚き火をしながらソーセージを焼き、食べたり飲んだりしながら、いつまでも暗くならない空の下で会話を楽しみます。
また、フィンランドの森の恵み、ブルーベリーやラズベリー、クラウドベリーなどベリー類が実を付けるので、ベリー摘みを楽しむなどして夏を過ごすこともできます。
そして、読書したり、TVを見たり、カードゲームしたり、ずっとおしゃべりしたり、好きなだけ寝たり、などなど。
休みだからといってアレコレ詰め込まない、「特別な過ごし方をしない」のが、フィンランドの夏休み。
日本と比べて夏が短く、太陽の恩恵を十分に感じられるのが夏だけだから、仕事を一旦忘れ、しっかりと休むことに集中しているのでしょう。
十分に休み、リフレッシュの仕方が上手な国なのです。
フィンランドの夏休み、とても優雅で贅沢な夏の過ごし方ですね!
A.Ikegawa

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