モデルハウス ウッドデッキの再塗装
当社のモデルハウスも築2年を迎え、そろそろウッドデッキの塗装も塗り替えの時期。
今週は天気も良かったので、再塗装を行いました。
塗装前の状態。
塗装が剥がれ、地肌が露出してきております。
ところどころ黒くなっていますね。
モデルハウスのデッキは深い軒で覆われておりますが、南面は紫外線にも晒される上、土足で上がるため痛みやすい場所です。
デッキ塗装の前の下準備
Before
After
たわしやペーパーがけを行い、あらかじめ汚れを除去しておきます。
土が上がっている場合には、水洗いし乾燥させてから行うときれいに仕上がります。
刷毛が当たってしまいそうな場所や塗料の飛散防止のため、マスキングテープやマスカー等でしっかりと養生をしておきます。
面倒ですが、塗装でもっとも重要なのは養生です。
スピードと仕上がりの美しさに差が出てきます。
樋もはずせるようであれば、バンドを外し竪樋をずらしておくと作業性がUPします!
養生ができたら、いよいよ塗装開始です。
塗料はしっかりと攪拌します。塗料缶を逆さ向けて混ぜると沈殿した顔料と溶剤が混ざりやすくなります。
攪拌後、バケツに小分けして、塗っていくのですが、バケツも攪拌しながら塗ると塗装ムラが少なくなります。
1回目の塗装中。
1回目は木部に塗料を吸い込ませ、状態をならすのが目的です。
刷毛の継ぎ目ができないように広く押し伸ばしながら、木目方向に沿って刷毛を進めます。
L字デッキの左半分が完了。
塗装開始からここまで約1時間半。
2回目の上塗りは、塗装の伸びもよく50分程度です。
天気がよければ、午前中に1回目を塗装し、午後から2回目が塗れます。
美しいデッキに復活しました。
雨掛りや紫外線など状態にもよりますが、デッキは1~2年での再塗装がお勧めです!
本日は北側デッキを塗装。
ちょうどテラスドアの前のデッキ部分は、屋根もなく雨ざらしで日当たりの悪い場所。
また、植栽がすぐそばにあり花粉や種も飛んでくるため、デッキが痛みやすい。
午前と午後で2回塗り完了。
※2回塗ってもまだ塗料を吸う場合は、木肌の荒れや劣化の進んでいる証拠です。3回塗りするなど重ね塗りを行こないます。
塗装が剥がれ、白っぽくなってきたら再塗装の時期です。
ウッドデッキの塗装は、家族や友人と気軽にできるD.I.Y。愛着と想い入れも深まります!
外のダイニングやリビングとして活躍するウッドデッキ。
定期的なメンテナンスを行いながら、長持ちさせたいですね!
A.Ikegawa