CLT商品開発、次のステージは Cross Laminated Timber!?
一昨日フィンランドより
美しいログハウスの材料が届き、本日から組み上げがスタートしております。
コンテナを開いた途端に北欧パインの良い香り!
建築現場では、さらに香りが広がっております。
今年9月のフィンランド出張では主題の件で
CLT工場を2件訪問し、素材品質 加工技術 等の視察。
そして本日、
約束のカットサンプルがフィンランドより届きました!!
手前は
Japan CLT 杉の間伐材で製造された物です。
木目、年輪の混み具合も歴然の差。木肌の色もこの通り!
フィンランドの加工精度は非常に高く 角度、穴、溝も自由自在!
日本製は、今の所ここまで対応してくれません。
CLT構法ではこんな建築も可能かも?夢が広がりますね!!
6〜7年前からヨーロッパやカナダでは積極的に構造材&化粧材として用いられ、
ロンドン8階〜カナダ18階建ての木造ビルも建設されています。
北欧住宅 ログハウス専門会社の当社としても2010年より興味を持って
研究しておりました。
ログハウスとの併用や一部使用による構造強化、工期短縮、独創デザイン。。。
100%CLT住宅の商品化など。。。
2017年、日本の建築基準法が改定されCLTもそれに加わる予定です。
さあ どうする。。。!?
国産と海外製品、環境と資源の観点からは貢献しなければ!と強く思うが、
客観的な製品クオリティーからすると???
コストパフォーマンスも???
一つ確かなのは
私は杉の間伐材では、ログハウスは造らない!
と言う事!!