楽しい事をやってると人が集まる!? 日本のCLT基準化 夢と現実の差!
先日、日本CLT協会主催の「技術報告会2017」に参加しました。
結論から言って、がっかり!
本協会に加盟し続ける意義があるのか疑問を感じ出した … …
協会発足当初から会には積極的に参加してきた。
告知等の基準を作成して行く為に「接合部WG」にも手を上げて協議に加わってみた。
しかし。。。製造元のコスト優先、限られた一部の大手メーカー主導のもとの法整備、
CLTの持つ特徴や木の質感が失われ「夢」が無くなってしまった。
ログハウス同様に木質感タップリな木造建築デザインをイメージしていた私にとっては
日本のCLT建築基準は、もはやその意味が無い。
今回の会議は東京大学構内で行われ会を増す毎に参加者も増えているようだが
役人的思考の人種ばかりで、話ししていても
やはり魅力を感じない。
そんな中、唯一初めて!共感して話しが聞けたのが
腰原先生の講義だった!!
講話の中で協会に対しても苦言を刺した様に私は捉えた。
「標準化」「素材感」「地産都消」「おもしろい思考」「楽しい事」
気になるキーワードはいくつも有った。。。
午前の講義後、すぐに腰原先生の元へ行き名刺交換をさせてもらった。
ヨーロッパ や カナダ では
美しい木の地肌を生かしたCLT建築がすでに確立されていて
「夢」もあり感動する。
左 日本製=生産性&歩留り優先の真四角
右 フィンランド製=施工製、デザインを考慮した加工技術
茶色=間伐材(木材等級??)
白色=北欧パイン材(C24以上等級)
国産杉のログハウスも地肌は左の質感と色
ログハウスは
その構造美、木組みの丈夫さ、仕上げ感、手に触れる木の質感で
お客様は「夢」を見て、「楽しい家」を想像し「人が集まる家」となる。。。
当社のCLT商品化計画ののものを見直す必要が。。。
ログハウスの床や屋根にハイブリットとして。。。やはり海外製か。。。??