ログ組み上げ完了しました!(愛媛県 西条市楠 北欧ログハウス)
西条市楠にて進行中の北欧ログハウス。
ジリジリと肌の焼け付くような天候の中、地道な組み上げ作業が続きましたが、
オーナー様からの冷たい飲み物の差し入れに助けていただきました。
初日に現場に並ぶ6梱包のログマテリアル。
ちなみに1梱包あたり、3t〜4t。
現場での持ち運びで感じること。
ラップランド(北極圏)材は、含水率12%の乾いた材なのに重いんです!
私たちが、厳選した目細な木材ですから仕方ありませんね。
ログ壁だけでトータル20㎥以上の材積は、究極の木造住宅たる所以です。
ログ同士の固定には、木ダボを1段1段打ち込んでいきます。
地震の揺れの際、
この木ダボが、横揺れとせん断に対して抵抗する。
ログの滑りと共に摩擦が発生し、繰り返し続く振動エネルギーを吸収する。
これまでの大地震でも倒壊ゼロ。
本震、余震など繰り返しの地震が起こったとしても、住み続けられるログハウスの秘密です。
ご近所の方々も、手間ひまをかけた作業工程に興味津々。
見るからに丈夫なのが分かりますとお褒めの言葉をいただきました。
また、耐震強度を考慮したノッチ(交差部)の多い構造は、
当社こだわりの設計基準です。
今週は、2階の床組作業。
来週には、いよいよ上棟へと進んでいきます。
Atsushi Hayakawa